岩見三内を遊び場に選んだのは3年くらい前。
私の家は岩見三内に行くには一時間弱かかるような所にあるんですが、
現在deskworkで忙しいさなか、朝4:00に起きて行ってきました岩見三内!
ことしはキノコの当たり年で、特に舞茸が豊富にとれてるんだそうです。
人生、初舞茸とれるかな?
とささやかな期待を込めて行ってきました。
5:30に入山し、尾根を登り斜面にへばりつく。
名もなき山の頂上に着いたときにはもうすでに9:00をまわってました。
「このへんは熊がうようよいる」
と行き交う人が口々にいうように、至るところに熊の糞、爪痕、獣臭・・。
最高ビビリました・・。
熊の爪痕のついた無数のブナ
さらに舞茸の女神は振り向いてくれず・・。
収穫なしで山を去ろうとしたところ、なんと目の前に困っている老人が!
チャンスとばかりに困りごとを解決してあげると、
「お礼にいいところを教えてあげる」
と老人の秘密の場所に案内してくれました。
そこには一面!ブナ&ナラの古木大木の世界!
まるでもののけ姫の世界ですよ。
見るからに太古の神のような大きな大きなナラの木の根元に舞茸発見!
そこでその日の晩酌分だけ、舞茸を山からわけてもらいました。
ありがとうございます。
ふと見ると、すでに視界にいない老人。
この山深いところでどこに消えたのだろう?
もしかしたら彼は山の神だったかもしれない。
軽くメタボでしたけど。
昼前には下山。
人生初舞茸、初椎茸。
やはり天然物は何から何まで全然違います。
香りのいい天然椎茸は蒸し焼き
舞茸はきりたんぽと土瓶蒸し
秋さんまも
炭火は尽きることなく
その日の晩酌は格別でした。
でも一番の収穫はあの名もなき頂きから見えたすばらしき山の稜線だろう。
あのむこうには青い、碧い、西海岸の海が見えるはず。
まったく岩見三内は最高すぎるぜ!!
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