信州に来たのだから食すものはおのずと決まっている。
もちろん、信州そばだ。
私はそばには無頓着な秋田人の一人なのだが、
カミさんの実家が山形のそばの有名なところなので、
上質なそばを食べる機会に恵まれ、
味などもだいたいわかるようになってきた。
ここ信州は、現代のそばのスタイル「そば切り」の元祖、発祥地なのだ。
それまでは日本の各地では、そばの実は製粉後に餅状にして食べられていた。
それをうどんやパスタのように線状に切って、
つゆと絡めて食べるという現代のスタイルの産みだしたのがここ信州。
そばの元祖は信州と言っても間違いではない。
今でも生産量は日本一だ。
ということで、観光案内所の方に隠れた名店を聞いて行ってみました。
なんと松本城の目の前の店!全然隠れてねーじゃないか!超目立つ!
まずはお店一押しのます寿司を。
なんでこの山奥で鱒なのかと思ったけどもorder。
魚も海からここまで遡ってくるにはそうとうやせ細っているだろうし・・。
まあやはり、あまり美味しいとはいえない味でした。
でも握り方は上手でしたね。
そして待ってました元祖信州そば!
それなりに美味しかったのだけども、
やっぱりちょっと私にはあまりにももそらもそらでぐ感じるんですよね。
つなぎが多いからなんだろうなあ。
それが信州そばの特徴なんだろうけどもね。
やはりコシがあって喉ごしが良くて、そしてそばは香りが命ですね。
その点では、来迎寺在来種のそば粉100%で打ったそばには到底かなわない。
「そば」では、山形のそばに軍配!
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