私が少年時代の6年間を過ごした小学校は、
秋田市の端の方にあり、雄物川という大河を見下ろせる丘の上にある。
一学年二クラスばかりの小さい学校だけど、
はっきりいって最高にいいところだ。
人数は少ないけれど、なぜかスポーツが強い。
といっても野球とサッカーとミニバスしかないのだが。
中でもサッカーとミニバスは全国レベルで、何度も全国大会に出場した。
特にサッカーは今でも盛んで私の世代からもJリーガーや指導者クラスを何人も輩出したし、現在も全国レベルの逸材を多数輩出し続けている。
秋田でサッカーをやっていたことのある人で私の小学校を知らない人はまずいないだろう。
私はその中にあって、
なぜかいつも岩見三内とか四ツ小屋とかにコールド負けするような弱小野球部のエースで4番でキャプテンをしていて、おまけに生徒会長だった。
そんな環境で反骨精神が育まれない方がおかしいだろう。
思えば、東京よりも秋田、巨人よりも阪神を好み、C.C.ガールズよりはギリギリガールズ、貴乃花よりは舞の海、ヨン様よりはサン様など挙げればキリがないほどの私の性癖・・。
この判官びいき、小よく大を制す、逆転の美学などの性癖は、
自らが九郎判官だったということからきているに他ならない。
体格は負けてないし、走ってもドッジボールしても腕相撲してもこちらの方が強い。
しかしサッカーやミニバスは全国レベル、我々は岩見三内という現実・・。
それをくつがえし、「勝つ」ために自分なりに考え、
苦悶し、実行し、ほとんどは失敗し、
さらに中学にいっても同じことを繰り返し、やはり失敗し、
卒業間際にようやく気付いた重要なことがある。
その気付いた重要なことをベースにして今、会社を経営している。
弊社のネーミングもそういうことと無縁でない。
今、夜な夜な第9期の事業計画を書いてます。
メールアドレス → t.uppercut@gmail.com