江戸中期、戦争の危険からようやく解放された庶民は船に乗って大いに動いた。
各地に散らばった商人はその土地土地で大いに活躍し、
彼らは出身地の地名をそれぞれ屋号としたのである。
越後屋、近江屋、伊勢屋・・・などなど。
明治になって苗字を持つことが許され、そのまま屋号が姓になり、
「旧国名+屋」という姓の人は全国にかなりいる。
伊勢丹や高島屋、三越なども元はこういった商人たちの末裔にあたるだろう。
しかし越後屋、近江屋、伊勢屋は数聞けども、秋田屋などとは聞いたことない。
が、あったんです秋田屋。
それもなんと浜松町。
そして堂々とした百貨店ではなく居酒屋です・・。
浜松町なので出張のついでに半刻ほど立ち寄りました。
居酒屋とはいえどもかなり人気の名店らしく、
楽しみにして我が秋田から出た商人の末裔を見に行きました。
都会のど真ん中に、高清水の看板。
おおー!
と思った次の瞬間に目に入ったのは「創業昭和4年」。
なーんだ江戸時代じゃないのね。
多少がっかりしたけどそれでもすごいもんだ秋田屋。
このお店の驚いたことはまず、開店が15:30だということ。
15:30といえば真っ昼間ですよ!
そんな時間に酒飲んでるヤツがいるか!
と思いきや、そこはさすが大都会。
開店前には行列が出来てました。
もちろん先頭は俺でしたが。
開店一番で入場!
それと同時に満席!
すごいぜ秋田屋!
煮込み
名物のたたき
レバー
味も一流の部類に入ると思います。
特に煮込みがなんともdreamin’!
浜松町だし飛行機の時間調整でまた寄ることあるかもね。
なにしろ開店15:30だし。
頑張れ秋田屋!