秋田の官庁街にして飲み屋街「山王」のはずれに、
通の酒呑みの間で、
「ワールド横丁」
と呼ばれる通りがある。
そこはいわゆる穴場的な場所で、非常に個性的なお店が多いのだが、
なんといっても素晴らしいのはその国際性だ。
ウエスタン、コリアン、イタリアン、フレンチ、フィリピーナ、ジャパニーズとかなりワールドワイドなのだ。
通りを歩くと、韓国人がたぶん韓国語で大声で叫んでるなんてこともしょっちゅうだ。居酒屋などもかなり充実。隠れた名店も多い。
その中で、先日初めてふらっと入ってみた、赤ちょうちんが実にユニークだった。
煮込み豆腐が絶品だったこのお店。
豆腐をつつきながら、ふと壁を見てみると・・。
「商魂!」
かなり力強く主張しています・・。
お客さんにむかって「商魂」とはいかがなものか・・。
しかしここはいろんな価値観が混在しているワールド横丁。
これも一つのスタイルでしょうから否定してはいけません・・。
このワールド横丁。
酒盃、六家、板の間、ウエスタン、リッシュブール、赤い靴などなど、
かなり個性的なお店が集結しています。
これからの忘年会シーズン。
ワールド横丁で真夜中に「粉雪」を大声で歌いながらふらふら歩いている酔っぱらいがいたらそれは間違いなく私です。
見かけたら、そっとしてあげてください。
メールはこちら → t.uppercut@gmail.com