山王にある吾作ラーメン。
小さい頃からよく通ったものだ。
あのしょっぱい味付け。
あれが秋田人の舌を引きつける。
往時、「秋田ラーメン」の座に最も近かったのが「吾作ラーメン」だっただろう。
昔の「ラーメンじいさん今日もゆく」のテレビCMを見ると小さかった頃を思い出す。
→http://www.gosaku-foods.jp/company/tvcm/02.htm
一時期、味が変わって不味くなったという風評の下に、
一気にファンが減ってしまったがそれでも、
「腐っても吾作」
と、いまだ通い続けているcoreなファンを持っている店でもある。
しかし、国道を挟んだ真向かいに「幸楽苑」が出来てからというものの、
客足の減少にさらに磨きがかかり、今ではもう目を覆うほどに。
なにしろ向かいの幸楽苑は行列ができているのだ。
よし、ここは吾作の肩を持つことにしよう。
べつに幸楽苑にうらみはないけども。
とは言っても幸楽苑と吾作を比較してはいけないと思う。
幸楽苑は正確にいうとラーメン屋ではないだろう。
「ラーメン風の食べ物」を食べさせてくれるお店だ。
私などはあの品質のひどく悪そうな油と化学調味料コッテリのスープを絶対に
子供には食べさせたくないと思っているんだけども、
なぜか休日ともなると家族連れで大賑わいだ。
理由は一点のみ。
「安い」から。
吾作ラーメンの半額ほどで同じ量の食べ物を摂取できるのだ。
「安い」というのは何にも勝る時代なのだ。
かわいそうに吾作ラーメン・・。
あんまりかわいそうなので、たまには貢献してやろうと思い、
醤油ラーメン大盛りにライス、そして餃子まで頼んでしまった。
これだけで腹一杯なんだけども・・
餃子はボランティアのようなもの・・
チャーシューは角肉に変えてもらいました
それほどumaiわけではないもののなぜかやっぱり好きなのだ
やっぱ「腐っても吾作」ですよ。
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