酒田ラーメンの人気店「新月に」行ったときに、
「俺が求めているのは月ではなく、三日月なのだ。」
と、図らずも悟ってしまったが、
久しぶりに三日月軒の幻影を追い求める機会に恵まれたので、
近くにある満月に行きたい気持ちをグッとこらえて、
酒田にある三日月軒東中の口店に行ってみた。
ここは無論、れっきとした三日月である。
このロゴや店の感じが伝説の仁井田の三日月軒を彷彿とさせます
けっこう期待がもてますという予感
まずは息子がorderした塩チャーシュー
次にカミさんorderの塩タンメン
三日月軒には、中華そば特大・大・小の3種類しかメニューがなかったが、
ここにはいろんなメニューがあるようだ。
ちょっともらって食べてみたが、これらはいまいち。
三日月軒ならやっぱ中華そば特大でしょう。
そして満を持して登場の中華そば大盛り!
やはり殿堂入りした三日月軒のよりは少し薄い色のスープ
しかし意外なことにこれまでに行った三日月軒もどきの店とは違い、
色は薄くてもしっかりしょっぱかった!
これは期待が持てます!
そして麺を!なんと!umaiではないか!
殿堂三日月軒のよりはコシはない。
しかし、これもやはり今までのもどきと比較すると、かなり近い代物だ。
メンマやネギもほぼ同じ!
チャーシューだけはバラ肉を使っているようだったが、
それくらいは大目にみよう。
どうですかこの手打ち麺の美しさを!
もはや絶望に近かったこの三日月軒への果てしない追憶の想いでしたが、
この店に来て限りなき期待を感じました!
おそらく、もっと本物に近い三日月軒が世界のどこかに存在するに違いない。
それを求め歩く、終わりなき旅を今後も続けようと誓った。
東中の口店よ、ありがとう。
ごちそうさまでした!
メールはこちら → t.uppercut@gmail.com