ちょっと前の話だけども東京に出張へ。
夜遅く、仕事帰りの友人と合流してサラリーマンでごった返す新橋で軽く一杯。
東京の夜は暑くて不快、だからBeerがすすむのだ
でも江戸の肴は悪くない、いや日本一だ
生産地よりも消費地ってことなんすかね
この古き良き友人は秋田出身の幼馴染みで、飲みながらいろいろ話をした。
誰もがいろいろなものを抱えている。
私もそうだし、彼もそうだ。
私たち旧友二人は酒を飲んだ。
こういう友と飲むときは議論するでもなく批判するでもなく、
ただ話を聞き、そしてただ話をするだけだ。
そして心から共感する。
そういう、とてもいい酒なのだ。
小一時間ばかりやった後、家路へ。
勘定は彼が全部持ってくれた。
「おいおいお前だってそんなに小遣いもらってないだろうに気を使うなよ」
とは思ったもののありがたくごちそうになった。
じゃあラーメンぐらい俺におごらせてくれ、ということで〆のラーメン屋へ。
場所を変えて日比谷の喜多方ラーメン・坂内食堂へ
郡山に行ったときは食えなかったのでわざわざ歩きました
郡山の仇を日比谷で、ってね
店を出てお互い帰路に。
友人からこの通りをどこまでもまっすぐ行けばTUMIがある、と聞いて別れる。
彼は電車、私は歩き。
しかし、行けども行けどもTUMIはない・・。
あの野郎、ハメやがったか???
なんて思いつつ、満腹をこなすためにも遠回りで夜の東京を歩き、
真夜中の日比谷公園の暗闇を通り、ホテルへ。
大都会の中の真っ暗な森
しばらく座って暗闇のむこうにみえるビル群を眺めていた
ホテルに着き、ごちそうになったお礼を友人にメールすると、すぐに返事が。
「なもです。オメは飛行機代や宿泊費掛けて、
秋田をしょって来てくれてるんだから当然です。また声掛けて下さい」
だってよ。
東京の酒は、沁みるぜ。
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