以前、秋田の日照時間について疑問を持ったと書いたことがありましたが、
→　「カミュの不条理」
ついに新事実が発覚しました。
かなり衝撃的な新事実です。

私は今まで秋田にしか住んだことがない。
もっともいろいろ出かけているので普通の人よりはいろんな土地を知っている方だとは思いますが、「住んだ」ことはないんです。
だから秋田以外の土地で、連続した季節の移り変わりや時の流れなどを経験したことがない。
知らないとは恐ろしいことで、非常に重大な思い込みをしていたのに気が付いたのでこの場を借りて公表することにします、コホン。

秋田っていうと、

「一年中どんよりした鉛色の空、寒く暗い地獄の4丁目」

というイメージがあると思います。
日本人の誰もが秋田をそう思っています。
もっとも秋田人からしてそう思っていますから。
天気のことばっかりはこりゃどうにもならない。

私だってそう思ってました。

違います。

確かに、
秋田市の年間日照時間が全国で最も少ないというのは公表されている事実です。
このことだけが独り歩きしてますが、
しかしそれは「全国の県庁所在地の比較」での話なんです。
しかもワースト2位は富山ですがほとんど差はありません。
秋田だけが特別少ないというわけではないのです。
日本海側ならみな似たようなものです。

そして実は。

県庁所在地ではなく全国157箇所の日照時間を観測している気象官署で比べると、ワースト１は秋田ではなく山形の新庄です。
そして２位名瀬（鹿児島）、３位雲仙（長崎）、沖縄地方などの南国リゾート勢が占めます。

南国の方が秋田よりも日照時間がかなり少ないのです。
そして秋田は堂々たるワースト２３位です。

さらに！

上記は年間通してのデータです。
秋田では冬に雪が降ります。
雪が降れば空が曇るのは当たり前じゃないですか。
冬のことはあきらめましょう。
いいじゃないすかそれくらい。

ということで、冬以外の季節。
4月から10月までの日照時間は太平洋側含む東北の中ではなんと最長！
東京などの大部分の関東地方よりも日照時間長いんですぜ。
さらに8月の平均気温は25℃、日照率43％という全国的にも非常に恵まれた、
太陽の祝福にあふれた宝風のなでる素晴らしい気候なんです！

夏の下浜ビーチはこんな感じ！

太陽と青い海！

太陽の国アキタのグラビアアイドル

多くの人には驚くべきことだと思いますが、
これは私が調査して得た独自のデータに基づいて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いるわけではもちろんありません。
れっきとした気象庁のデータです。

今後、秋田の気候についてネガティヴなことを言う人がいたら、
こう言うことにしましょう。

「あなたの住んでるところよりも日照時間は長いんですよ、冬以外は」

もちろん「冬以外は」のところはなるべくボソッと言ってください。
そして余裕があったらもう一発かましてください。

「おい東京人よ、太陽が見たかったら秋田に来ることだな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつでも見せてやるぜ、冬以外は」

やはり「冬以外は」のところが勝負所ですので反復練習しておきましょう。

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