昨年秋、ふらっと小樽に一人で行ったときに、思いがけず屋台に入った。
北海のニシンやホッケをつまみながら、同じ席の方々と盛り上がった。
そのときに、全国の屋台をまわり歩いているという屋台マニアの妙齢のご夫妻が、
「全国津々浦々行ったけども八戸の屋台が最高」
と熱烈に奨めてくれたこともあって、いつかいってみようと思っていた。
ということであれから9ヶ月目にして実現。
屋台に寄る。
街中のビルとビルの間、
秋田でいうと仲小路の脇あたりのショボイ通りにそれはあるんですが、
行ってみて超ビックリ!
屋台というと小樽よろしくしんみり飲むというのが特徴の一つなんですが、
ここはものすごく開放的!!
そして何この盛り上がり!!
地元の人の話では、特に七夕祭りだから盛り上がっているわけではなく、
普段からこれくらいの人出はあるんだそうだ。
しかも冬もこれくらいなんだそうだ。
冬は冬でまた別の味があるらしい。
店も種類も豊富で規模もでかい。
うーん、楽しいよー!!!
屋台といっても焼鳥やおでん屋台だけではもちろんありません。
ステーキ、ラーメン、海鮮、うどん、寿司、スウィーツ、
こじゃれたbarや接待でも使えそうなスナック屋台まである。
それぞれの店のレベルも高い。
ほんとすごいよここ!
5年前、八戸新幹線の開業にあわせてオープンしたそうだが、
いまだ勢い衰えず、完全に街に「入ってる」感じ。
八戸の夜、輝いてます!
秋田の夜のあきらめ感漂いまくりの暗さとは別世界の20万都市。
八戸では連日、この屋台街に人が群がっている。
空いてる席に座れば屋台の会話。
席に座ればみんな旧知のように酒を飲む。
挨拶は「こんばんは」ではない。
「どこからおいでですか?」
それぞれの国の言葉で話す。
みんな笑ってる。
それが屋台だ。
これが文化だ。
素晴らしい。
帰りは、〆のラーメン屋台にふらりと寄った。
いやいや八戸で本格的な長浜を味わえるとは思ってなかった。
半ラーメンで出してくれるのが屋台街のラーメン屋らしい。
しかも、このラーメン。
超umai!
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