以前、なんかの会で北東北三県合併の話とかしてたときに、
「鍋にせんべい入れて食うような人々と一緒にできるか!」
なんて冗談を言っている人がいた。
確かに鍋に米を入れて食べる我々からすれば夷荻の風習にみえる。
しかし、よく考えると理にかなっているのだ。
全国各地に鍋に麦をいれて食べる風習がある。
すいとん、ひっつみ、だご汁・・などといろいろな言われ方をしているが、
共通しているのはどれも別にうまいものではないということ。
上記のどの鍋も、うまいから小麦をだんご状にして鍋にいれたというよりも、
このままでは不味いから無理に鍋に入れたという感が強い。
米を食いたいが不本意ながら麦しかない・・という地方の知恵なんだと思う。
せんべい汁とはいっても、そのだんご状にした小麦を鍋に入れる前に、
単に焼き上げるだけの話なのである。
小麦を焼けばせんべいになるでしょう。
きりたんぽだって鍋に入れる前に焼きを入れるじゃないですか。
焼きを入れることによってうまみが倍加されるのだ。
それを、このたび、八戸屋台で生まれて初めて食べたみたが、超umai!!!
何事も経験してみないとわからないもんですね。
あ、北東北三県合併の話ではありません。
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