私の会社では(どの会社でもそうだと思いますが)、
事業計画書を全員で書き上げる。
恥ずかしくて人には見せられないようなものだけども、
2週間くらいの時間をたっぷりかけて行うのでかなり気持ちが入ったものになる。
今も、第9期事業計画書の10月6日のリリースに向けて悪戦苦闘している。
これは何かを考える、とかの作業ではなく、
日頃、感じたりしていることを「にじみ出す」という作業だ。
時間がかかるし精神も疲労困憊する。
以下、一年前に書いた前年を総括するコーナーの最後のあとがき。
この頃から「会社を経営する」ということの意味が多少なりともわかって来たような気がしている。
ここからそれが少しにじみ出ていると思うのだ。
売上をあげる、ということを至上の目標にして、ガンガンすすめてきた第7期。
おかげでその成果あり、目標達成という嬉しい到達点に達することが出来た。
これは本当に始まって以来のことでうれしい。
しかし、その一方で行き詰まり感もあった。
日々、ひしひと感じて日々、重くなっていったもの。
それがマネジメント。
創業期から成長期に入ったものの会社の仕組みや体制は創業期のままだった。
だから出るひずみ。
これとの闘いが今後の試練になるだろう。
そういうことを予感させる12ヶ月だった。
~中略
出産や結婚や死で、個人を取り巻く環境はどんどん変わっていくだろう。
しかし、そういった変化に動じない組織・チーム、すなわち「会社」を創っていかなけれならない。
広く繋がり、深く繋いでいく。
第何期になるか。
いずれ我々は第何期かの途中でそれぞれ死ぬ。
それでも、会社は我々の理念の実現のために積み上げたものを営々と連綿と受け継いでいてもらいたい。
広く繋がり、深く繋いでいく。
それが会社を、「興す」ではなく、「創る」ということか。
そう考えたとき、心の底から信じれる最高の面白い仲間と
今、会社創りをできて実際ものすごく幸せだ、と、一人一人の顔を思い浮かべて思うのである。
第8期はもう始まっている。
2006年10月4日 2:33 株式会社○○ 代表取締役 ○○○○
第9期も頑張るぜ。
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