「おでん」といったら私は「こぶ志」とくるのに相場が決まってますが、
やはり「おでん」といったら仙台国分町の「三吉」でしょう。
ということで先日、出張がてら人待ちにちらっと寄ってみました。
開店して30分もしないうちにほぼ満席になります
まずはオーソドックスなところを
がんも、わらび、こんにゃく、大根、つみれ・・・とあれこれ頼んでると、
親父さんからストップが。
冷めてしまうから一回の注文は4つくらいまでにしておけと、にっこり。
なるほどなるほど。
なんかあたたかいなあ。
味のしみた大根
周りをみると秋田ゆかりのメニューが多い。
ハタハタ、きりたんぽ、稲庭などなど。
どうもご主人(先代)が秋田出身なんだそうだ。
店名の由来も、秋田の太平山三吉神社からきた「三吉(さんきち)」ならしい。
先代創業者(田村三郎)の姓からして神社のお身内でしょうか?
このにら玉がumai!
田村三郎氏は、県庁の役人を辞めておでん屋台をひき始めたらしい。
秋田弁とそのまっすぐな人柄が人気で常連客が増えていったと。
店内で聞こえる秋田弁。
「リトル秋田」的な感じがとても気持ちいい。
ほわ~んと熱燗もうひとつ
おっと、もう満席
そして国分町の夜は更けて・・・
おでんのumai季節だな。
秋田の「こぶ志」もumaiよ。
親父がすごく怖いけど。
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