鮭という生き物は、
幼少期に内陸の大河で育ち、成年になると大海に出、
そして晩期になると生まれ育った大河を遡り、そこで死ぬという。
息子の入学式に参列。
春の陽気に包まれて、昔懐かしいあの小学校に行ってきました。
懐かしい校門、校舎、教室。
驚くことに、すべてあの頃のままなのだ。
私の小学校は、私が入学する年に新築した。
私は新校舎第一号の児童だったのだ。
その鉄筋コンクリートの校舎は頑強で、今も当時の様子のままに残っている。
二十数年前。
小学校の卒業式の日。
まだちょっと寒い日だった。
ここで校歌を歌い、ここで号泣しながら、ここを卒業した。
それがここに来た最後の日だった。
今、同じ場所に座って、同じ校歌を歌っている。
私の人生は遡上する鮭のようなものなのかもしれない。
だとすれば今はどのへんにいるのだろう。
もう中流くらいには達してしまっただろうか。
いやおうなく襲ってくる親の自覚。
そして襲ってくる例の錯覚。
俺ってもう晩年なのかな?
いやいや!そんなわけない!!
俺も頑張るぞ!!!
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こんばんは。
小学生の頃はなつかしいですね。
ふるさとには、たまに帰るといいものです。
janさん、コメントありがとうございます!
ですよね~。
また遊びにいらしてください!