春なので言わせてもらおう。
私、Puffyの魅力というものがまったく理解できていない。
まったく本質がつかめてない。
あれほど難解で小憎たらしい女たちがいるものか。
なんであんなフツーのねえちゃんがあんなフツーにしてていいのだろうか?
うまいわけでも、おもしろいわけでもない、
かわいいわけでも、きれいなわけでもない、
巨乳なわけでも、美脚なわけでもない、
エロカッコイイわけでも、エロカワイイわけでもない。
もちろんメガネなわけでも、メイドなわけでもない。
ただただ、極めてフツー。
それにも関わらず ~21世紀の論理では信じられないことなのだが~ いまだ奇妙な精彩を放って生きている。
今日だけで会社のTVに5回も出てきた。
しかしそのフツーさとは裏腹に、
彼女たちが果たした役割というのは決して普通ではない。
それらしく言えば、女性の解放とでも言ったらいいものか。
90年代中期、
Puffyの台頭と歩調を合わせるように街角からミニスカートが消えた。
街の女の子たちはミニスカートをはくのを一斉にやめて、
炭鉱労働者のような、
ちょっとどうかと思うジーンズをはいて街を闊歩し出し、謳歌を始めた。
バブルの頃から ~ひょっとするとさらに上流から~ 続いていた緊張感あふれるあのミニスカートはどこにいったのか。
そして街の景観はがらっと変わってしまい、
日本中が、なんかフツーの人がフツーにそこら中歩いているような
フツーの街になってしまい、
あの張り詰めた心地いいテンションはまったく緩んでしまった。
今思えば私の20代後半はPuffyにやられっぱなしだった。
彼女はもちろん、ミニスカートでならした同級生の横井川女史でさえも、
すべての隣人がスカートをはかなくなった。
無類のミニスカ好きが多い私のまわり男たちなどはどれだけ嘆いたことか。
おそらく裏にはいつものように、ジーンズ屋と広告代理店の思惑(Puffyプロジェクト、通称:マジェスティックPFP)が介在するんだろうと察するが、
当時、私はしばしば泣きそうになった。
あ、いや、言いたいことは別にない。
なんとなくフツーに納得がいかないだけ。
忙しいから今日はこのへんで。
エヘヘ。
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