昨年の終わり頃、
仁井田にある名店「三日月軒」が先月その長い歴史の幕を下ろした。
なにしろ三日月軒といったら、ちっちゃい頃からある。
生まれて初めて食べたラーメンが多分三日月軒の中華そばだったと思う。
まだラーメンがごちそうだった時代から
仁井田で平ざるをふるって約30年。
本当にお疲れ様でした。
閉店メッセージに「寄る年には勝てず・・」とあるとおり、
最近は行くたびに店主ご夫婦の衰えていくのがわかった。
いつかくるだろうと、思っていたがついにきてしまった・・。
しかも閉店の日を知らずに最後のラーメンを食いそびれた・・。
後悔、山の如し。
こういう一子相伝の一徹職人系の食堂などは、
経営上の理由ではなく店主の衰弱であっさり閉店しまうということが多い。
最近でも茨島の名店「陶潜亭」などの例がある。
地域の名店とされ、熱烈な支持をうけている店ばかりなだけに非常に残念だしもったいない。
こういう店は創ろうと思ってもなかなかできるものではない。
年商何十億とかいう安いチェーン店をつくりあげるよりも難しいはず。
もう一つ心配な店がある。
仁井田のあるパチンコ屋に併設している食堂。
ここのチャーハンは絶品ということで有名。
私はパチンコなんぞもちろんやらないがここのメシを食うためだけにちょくちょく行く。
ここも店主のかあさんの肥満が目立つようになってきている。
一日でも長く続けてもらいたいもんだ。
それにしても、嗚呼三日月軒の中華そばが食べたい。
俺はこれからどうしたらいいんだろう。
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