東京にいて、次の日の夕方まで時間ができたので、
ふと思い立って一路、甲斐の国へ。
実は東京の都心から1時間ちょっとで、
甲斐の首府であるところの甲府市に行けるのである。
ちょっとした発見だった。
ということで、新宿から中央線に乗ってGo!
電車は国分寺、八王子と武蔵国の丘を越えて山へ。
新宿から1時間もいかないところでもう峻険な峰峰が見えてきた。
そうとう山深いですぜこのへんの山は
自然は秋田の専売特許だと思っている原理主義者には、
一度、東京都の山々を見ることをオススメする。
東京の山も捨てたもんではないですぜ。
まあ24区内ではないけどもね。
武田勝頼最期の地、天目山のあたりだそうだ
このへんからもう甲斐の国ですね。
南無、武田勝頼殿。
相手が信長でなかったらあなたの運命は違っていたはず。
とまあ、甲斐国の悲劇のヒーローにまずはゴマをする。
そしてあっという間に甲府駅、親父の武田信玄が出迎え
しかし近頃は俺の行く先行く先、必ず雨が降っている。
氷雨をかわしながらまずあったまりに甲州名物「ほうとう」を。
駅前の有名店だという「小作」へin!
あったまるね~
きのこ鍋のなかにうどんのふといやつが入ってます
米のとれにくい山岳地方ならではの料理ですね
秋田ならこれに米を入れた「だまこ鍋」「きりたんぽ鍋」になります。
しかし、この甲州では「うどん」や「かぼちゃ」など、
糖分の高い野菜を入れるようです。
なので、味は甘い。
甘いかぼちゃが入ってますね
甲府の友人が、
「あまりおいしいものではない」
と言っていたのを思い出した。
でも、風土にあった郷土料理だと思いますよ。
旅人には満足な逸品です。
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