先日、ある大手広告代理店の主催する講演に行ってきた。
全国の生活者への膨大なアンケートから
各都道府県の実情や満足度などを洗うものでおもしろいデータばかりだったし、
だいたい私が描いていた日本の形と同じような分析結果でうれしかった。
企画から数字の出し方、分析、まとめ方など、
さすが一流の広告代理店だと思ってとても感心した。
その中から最後に秋田についての特徴を浮き彫りにし、
そしてその講師から提言を受けるのだが、
出てくる因子のほとんどが全国最下位。
自然があるとか静かだとかの因子は割と高いがどうにもぱっとしない。
結局、秋田という地域は、
「先祖代々の土地を守り、嫁や婿だから助け合い、自然を大切にする地域」
だという結論が導かれた。
要するに土地に縛られた人しか残ってない地域だということ。
用語的には「互助ロハス立県」ということでご提言を頂いた・・。
これでどうやって立県せよと言うのか・・。
場内にざわめく失笑苦笑。
そして講師の苦悶の表情。
立場上、苦肉の策だったのだろう。
その顔には、
「秋田県の皆さん、要は、もう革命でもおこすしかないってことですよ。」
と書いてあった。
講師の方が非常にかわいそうだった。
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