昨日の夜、アザミの天麩羅で吟醸酒を呑んだ。
不味かったので栽培ものだったかもしれないが、春はもう目の前にいる。
早春の山が一番好きだ。
広い視界、清冽な空気、静寂の渓谷。
そしてまだ山は眠っている。
起こさないようにそっと足を踏み入れる。
山から教えられることは数知れない。
たまに、
「何で山に登るのか?」
という問いを投げかける人がいるが、
自分にとっては、
「本質を見抜く眼力をさらに鋭利にするため」
これは「企画」には最も重要な要素。
「旅をすることと同じだ」とか
「司馬遼太郎を読むことと同じだ」と
いう回答をすることもある。
山に入り、山から下りるたびにひときわ成長した自分を感じる。
昨年、初めて山に入ったのが4月23日。
今年はもっと早く入れるだろう。
しかし、春は目を覚ましたというのに相棒の現地人porterはまだ眠っている・・。
あの1・12伝説講演の情熱が嘘のように・・。
有言不実行は非常に腹立たしい。
去年、深山の渓で出会ったあのブナの巨木は俺を待っていてくれるだろうか。
こいつは待っているに違いない・・・↓↓↓
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