富良野と聞いて「キャプテン翼」という人はほとんどいないだろう。
なんといっても「北の国から」だ。
ということでやっぱり行ってきました富良野へ。
北の国から記念館から五郎の家や小学校などのロケ地を訪問。
ネットでお会いした地元の方から教わって食べたオムカレーが絶品だった。
しかし正直、北の国からって「初恋」以外はあんまり好きじゃない。
特に打ち切り間際のシリーズは脚本が強引なんだもの。
特に最後のオットセイ狩りに行ってきて遭難、流氷の上を歩いて戻ってくるシーンには辟易。
大役者たちがそれを演じているのも気の毒すぎる。
ああ所詮は全編、作られた安い幻想だったのか。
地元の人は怒らないんだろうか。
でもそうは言いつつも何を何回見ても号泣するんだけど。
それもまた北の国から。
北の国からのシリーズではやっぱり「初恋」だ。
初めて見た北の国からがこれだし、何しろ自分と世代がバッチリかぶる。
このドラマがTVで放映されたのが14歳の冬。
突然現れた美しい少女大里れい(横山めぐみ)。
出会い、初恋、そして別れ。
思春期ど真ん中のぼくは、
このドラマを見たあとなかなか醒めないウェットな情感を抱いてしまい、
数日の間、体がしびれてしまったような感覚に陥ったのを覚えている。
いまさら自分に重ねたくはなかったが重ねてしまった。
このドラマが放映される数日前に突然の転校生がとなりのクラスに来た。
その人が今の自分の妻。
このドラマは何かの前触れだったかもしれない。
しかしそれからほどなく、
当時付き合っていた初恋の人にとてもこっぴどくフラれる・・。
・・・甘くない。
・・・いや、実にほろ苦い。
中畑のおじさんの家の前で苦虫を噛みつぶしてきた。
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