三日月軒が閉店してから半年が経とうとしている。
未だ心に空いた穴がふさがらない思いだ。
→「三日月軒、閉店す」
ということで、先日、新潟を車で往復することがあり寄ってみました酒田。
酒田といえば三日月軒の発祥の地。
本店も閉店してしまったということで期待もせず、
せめて似たような味にでも巡り会えれば・・。
と思って行ったらショック!!
あるわあるわままんで三日月軒!!!
酒田市内に10店舗くらいあるそうな。
しかも当地では、
三日月軒だけでなく月系ラーメンとして、
満月、新月、半月、隆月などなどいろんな月系ラーメンがありました・・。
もう完全に文化としてしっかり根付いてます。
知らなかった・・。
庄内藩恐るべし。
そのうちの数店のラーメンを食べましたが、基本構成はすべて同じです。
麺はあの麺、チャーシューはあのチャーシュー、メンマはあのメンマ、
そしてスープはあのスープです。
すべて共通しています。
なので秋田の三日月党のみなさん、
あの三日月軒のような味は酒田で味わえます。
ただ、どれも競争のために微妙に変化し続けていて、どれも同じではない。
写真↓のラーメン(満月)などはワンタンが入っていた。
これはこれでうまいと思ったけども。
写真のように見た目はちょっと変わっているけれどもしっかり三日月軒の味がします。
三日月軒は一子相伝だということで、
後継者がいないとその店もしまいになるので
三日月軒のオリジナルを伝える店は少ないという。
ある店では信じられないことに、
店の真ん中に巨大なミドリガメの水槽があって店内非常に亀生臭かった。
スープも心なしか亀の味がした・・。
率直に言いますが金返して欲しい。
酒田人謂う。
最もオリジナルの味を再現し続けていたのは、
北新町店からの暖簾分けの秋田市の三日月軒だったという。
いずれにしても。
我々秋田人は貴重な店を失ってしまったことには間違いない。
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